2022.11.24

部活の新歓にピッタリ!大人数やリモートで楽しめるゲーム・アイスブレイクを紹介

新歓シーズンでは、オンラインでの交流会や新入生歓迎会や新歓コンパと呼ばれる食事会、合宿といった新入生と交流できるイベントを開催する団体も多いです。

新入生に自分の部活の魅力をアピールしたい気持ちも山々ですが、まずは緊張感をほぐし新入生との心の距離を縮めることが重要です。

そこで本記事では、アイスブレイクにおすすめのゲームをご紹介します。

慣れない大学生活に人一倍緊張している新入生をリラックスさせるのにピッタリで誰もが盛り上がれるゲームを選りすぐっているので、ぜひ新歓イベントに取り入れてみてください。

また新歓でゲームをすることで得られるメリットや、ゲームをやる上で意識すべきポイントもあわせてご紹介します。

部活の新歓でゲームをした方が良い理由

新歓において少しでも多くの時間を新入生との会話や部活の説明にあてたいと考える人も少なくありませんが、ゲームには緊張感をほぐす以外にも多くのメリットがあります。

ゲームをすることが新歓の成功につながる理由ともいえるメリットを4つご紹介します。

名前を覚えやすい

新歓においてゲームをすることで、お互いの名前を覚えやすくなるというメリットがあります。

顔と名前を覚える際に丸暗記するのは大変ですが、何か印象に残っている情報やエピソードとセットにすると記憶しやすくなります。

名前を覚えるだけでなく、新歓の時点であだ名をつけることも多いです。

あだ名で呼び合うと心の距離が近づく実感にも繋がるため、ゲームを通して名前をインプットすることであだ名命名のステップにスムーズに進みやすくなります。

ゲームをすることで「〇〇が強かった人」「〇〇で〜していた人」など印象に残りやすくなります。

出身地や趣味の話なども覚えるきっかけにはなりますが、授業で知り合った友人など別のシーンと混ざってしまいやすいという難点があります。

そこで、ゲームでの様子に結びつけることで、新歓イベントに参加した人ならではの記憶としてしっかりと覚えやすくなるためおすすめです。

雰囲気がわかる

ゲームを通してお互いの人柄や癖など、自己紹介だけでは分かりにくい雰囲気を把握することができます。

新入生の多くは上級生と話す際に緊張してしまい、表情が固まってしまったり本来の人柄とは違った雰囲気になってしまう傾向があります。

しかしながらゲームをすると緊張がほぐれるだけでなく、ゲームに勝った時の喜びやミスをした際のリアクションなどが自然と現れやすいです。

普通に会話するよりも簡単に打ち解け互いの雰囲気を理解することができるでしょう。

空き時間ができやすく会話しやすい

ゲームをすると準備の時間や自分のターンがまわってくるのを待つ時間など、適度に隙間時間が生まれます。

この時間は自然に連絡先を交換したり気楽な会話を楽しんだりできる重要なチャンスです。

食事会などでは自分から積極的に話しかけに行かなければなかなか会話のきっかけが生まれません。

また、話しかけたはいいものの会話を終わるタイミングを見失う、話題に窮するといったピンチに陥る可能性も考えられます。

しかしながら、ゲームに際してグループ分けをすることで話しかけやすくなり、ターンの合間などの短時間ゆえに自然と気楽な会話につながりやすいでしょう。

部活に関連したゲームなら得意分野を把握できる

ゲームを通して、部員として迎えるにあたってぜひ知りたい得意分野や適性を掴むことができます。

例えば、場を盛り上げるムードメーカータイプやルールを理解し作戦を考える司令塔タイプ、会話に参加できていない人などを気遣い話題をふる協調性が豊かなタイプといった性格的な要素をゲームから読み取ることができます。

チームスポーツでは特に、これらの特徴が部活における立ち位置に直結するので、早い段階からチェックしておくとよいでしょう。

また、体を動かすゲームの場合は、バランス能力や肩の強さ、ジャンプ力なども大まかに掴むことができるのでおすすめです。

部活の新歓におすすめなゲーム

アイスブレイクや相手の人柄を知るのに役立つゲームは数多く存在しますが、今回はその中でも新歓イベントにピッタリのおすすめゲームを5つご紹介します。

バースデーライン

バースデーラインゲームは、声を出さずに誕生日が早い順に並ぶゲームです。

喋ってはいけない代わりに指で数字を表すなど各自が工夫をしてお互いの誕生日を伝え合います。

ルール自体は簡単ですがなかなか難しく、体を動かすことで自然と心の緊張もほぐれるのでおすすめです。

新入生は会話となると上級生や初対面の相手に緊張してしまいがちですが、あえて声を出せない状況になることで心の距離がほぐれやすいでしょう。

箸でキャッチゲーム

箸でキャッチゲームは、上から落としたティッシュを箸を使ってキャッチするシンプルなゲームです。

一見簡単そうですが実はかなり難しく、運動神経や学年に関係なく多くの人が楽しめる点が魅力です。

動いていい範囲を決める、椅子に乗っておこなう、また座った状態でおこなうなど、アレンジ次第で難易度を変えることができ、その場の状況を見ながらルールを変えるのもおすすめです。

体内時計当てゲーム

時計を見ずに時間を当てるゲームを体内時計当てゲームといいます。

その名の通り時計を見ずに現在の時間を当て合うというシンプルなゲームですが、盛り上がりやすいです。

時計係がストップウォッチを操作し、任意の時間を測ります。

時計係以外の人はストップウォッチを見ずに指定された時間が経ったと思ったら手を上げ、審判係が時計係の持つストップウォッチで何秒だったかを確認し、任意の秒数に近かった参加者が勝利となります。

準備物もストップウォッチもしくは携帯のストップウォッチ機能だけでよいという手軽さもおすすめポイントのひとつです。

ミニタッチフットゲーム

体を動かすゲームでおすすめなのはミニタッチフットゲームです。

タッチフットとはアメリカンフットボールをもとにしたゲームで、タックルをタッチに置き換えていて危険な接触が少ないため小中学生向けのスポーツとしても人気があります。

そんなタッチフットをさらに簡略化し、経験がない人でも楽しみやすい形にアレンジしたものがミニタッチフットゲームです。

3〜4人のチーム同士で対戦し、タックルの代わりに両手で相手に触るタッチをおこないます。

基本的なルールはアメフトと同じで、前方向にパスはできません。

オフェンスチームの攻撃権は4回で、エンドゾーンにボールを持ち込むと得点が加算されます。

オフェンスチームがディフェンスをかわしながら前進し、相手にボールを奪われたり所定の距離前進できないと攻守を交代します。

目標の移動距離などはプレーする会場の広さによって異なるので、事前に部員同士でリハーサルをおこないルールを決めておきましょう。

以心伝心ゲーム

リモートでの新歓イベントにおすすめのゲームが以心伝心ゲームです。

「ペットにするなら」「お味噌汁の定番の具材」などのお題に対し、各自がスケッチブックなどに回答を書いて同時に見せ合い、グループ全員が同じ回答を出せるように目指します。

お題選びのポイントとしては、会話のきっかけになるような話題や印象に残りやすいものがおすすめです。

当たり前ではありますが、誰かを傷つけるような内容を避け、誰もが楽しんで答えられるお題を選ぶことが重要です。

部活の新歓でゲームをする際に意識すべきこと【3選】

新歓イベントでゲームをおこなう中で心がけておくべき注意点を3つご紹介します。

あくまでもゲームではなく新歓イベントの成功を目的としていることを忘れずに、1人でも多くの新入生の心を掴む雰囲気づくりに以下の注意点をお役立てください。

会話を弾ませる

ゲームをおこなうメリットは冒頭でお伝えしましたが、特にゲームを通じて会話を弾ませることを常に念頭に置くことが重要です。

相手の人柄や得意不得意を知る上でもより多くの会話をすることが重要です。

ゲームの中で趣味や個性が見えてくるはずなので、そのチャンスを逃さず、会話につなげましょう。

会話に困ったときは出身地を聞いたり地元について話題を振ると盛り上がりやすいのでおすすめです。

次回のスケジュールを組む

新歓の際に忘れてはいけないのが、次回につなげるということです。

もちろんその場を盛り上げることも重要ですが、最終的な目標は部活の雰囲気や目標に共感してくれた新入生に入部してもらうことです。

新歓イベントは交流に重点が置かれる場合が多いので、さらに次のステップとして練習会や簡単なミーティング、部活の説明会に新入生を誘いましょう。

新歓イベントの最初にこの話をすると新入生と距離が生まれやすいので、十分に盛り上がったタイミングなどを見計らうことがおすすめです。

みんなが楽しめるゲームを選ぶ

新歓におすすめのゲームをご紹介しましたが、このゲーム選びも重要です。

初対面も多い新歓の場では、みんなが平等に楽しめるゲームをおこなうことが重要です。

事前の練習なしで楽しめ、人によって得意不得意の差が生まれにくいものを選ぶと、新入生も上級生も全員が一丸となって楽しみやすくなります。

ゲームに際して罰ゲームや商品を企画する際には、どちらも過度なものになりすぎないよう配慮が必要です。

常に周囲に気を配りながら表情が曇っている人はいないかチェックしておくことも心がけましょう。

まとめ

新歓イベントにゲームを取り入れることで、緊張感を解くことができるだけでなく顔と名前や特徴を覚えやすくなります。

今後の部活に繋がる得意不得意や人柄についても大まかに把握できるので、ぜひゲームで楽しみながら仲を深めてみましょう。

ゲームを実施する際は、誰もが楽しめる簡単で得意不得意の差が現れにくいものを選ぶことが大切です。

今回ご紹介したゲームを新歓に取り入れ、次回以降のイベントにつながるような楽しい時間をお過ごしください。

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