【インタビュー】大阪大学漕艇部の魅力について聞いてみた!
目次
部活の魅力は?
一つのことに全力になれ、一生の仲間を作ることができることです!インカレでメダルをとるという目標に向かって、選手とマネージャーが、チーム一丸となります。同期とは家族のように仲良くなり、縦の繋がりも深いです。ここで得られる繋がりは一生の宝になります。また、他大学ボート部との交流もあり、合同練習を通して仲を深めることができます。
1日の流れは?
平日の練習がある日のスケジュールをご紹介します!
5:00 乗艇練習を開始
7:00 降艇し、朝エッセン(ご飯)を食べる
8:00 1限に間に合うように出発!
17:00 ウエイトトレーニングや、エルゴで陸トレ
19:00 終わった人から晩エッセン(ご飯)を食べる。
20:00 掃除をしたり、課題をしたり
22:00 消灯!明日の練習に備えて就寝。
強さの秘訣は?
コーチの方々の存在が大きいと思います。監督やヘッドコーチに加え、外部コーチや大学院生の学生コーチが、選手を近くで指導し、支えてくださっています。また、練習水域(淀川)に恵まれています。淀川で直線5キロをとれるため、漕ぎに集中でき、体力値を上げることができます。直線距離が長く取れなかったり、他大学が同じ水域で練習していたり、途中で橋があったりすると、周りをよく注意しながら漕がなければなりません。阪大の水域はこれらをクリアしているという、環境の良さがあります。さらに、モーターボートを必ず出艇させ、併走しながらビデオを撮影し、全員で共有しています。併走して撮ることで、定点カメラよりも漕ぎをしっかりと見ることができていることが、勝利に繋がっているかもしれません。
競技の面白い点
ボートは後ろ向きに進む、ということです!直線(2000m)のコースを後ろ向きに進み、勝っていたら相手の背中が見えるという面白さがあります。陸上や水泳などの競技は、勝っていたら前には誰も見えませんが、ボートは1位のクルーのみがレース全体を見ることができるんです。水上最速の風を感じながら、水を切り裂いていく感覚はボートならではの魅力です。また、究極のチームスポーツとも呼ばれ、全員の強みを1つにし、頭を使いながらレースを展開していくのも、面白い点です。
大変なことは?
学業と部活の両立です。毎週かなりの量の課題を課される学部の人や、教職をとっている人は、両立に奮闘しています。また、資金集めにも苦労しています。1番大きなエイトは600万〜800万円と大変高額で、1人乗りのシングルスカルでも100万以上します。卒業生からなる後援会の皆様からご支援いただいているのですが、少しでも多くの方にご支援いただき、現役部員との繋がりを感じてもらえるようにマネージャーは全力を尽くしています。
こんな人におすすめ
最後の学生生活で、何かをやり遂げたい人におすすめです!これまで運動の経験がなかった人も、イチから強くなる環境が整っています。自分を変えたい人、大学生活を充実させたい人、最高の仲間が欲しい人、、、ぜひボート部へ。
マネージャーの存在
選手と同じ立場になって目標に向かって一緒に頑張る存在です!マネージャーの存在が部にとってとても大事なのが阪大ボート部の特徴です。マネージャーの仕事は、毎練習後にエッセンと呼ばれる栄養満点のご飯を提供する、選手の乗艇動画をYouTubeにあげる、それに加えてそれぞれが役職を持って活動しています!選手が全力で練習に取り組める環境を作るのがマネージャーです。
マネージャー17人が役職別にやっていることは?
①主務・副務:マネージャーの中心的存在で、コーチ陣や選手とマネージャーを繋ぎ、組織を傍観して部員を先導します。
②後援会:OBOGからなる後援会と現役部員を繋ぐ役割。幹事会など後援会の集まりに現役代表として参加したり、ご支援頂いた後援会費を管理したりします!
③会計:年間1000万ほどの予算を扱い、部の金庫番として組織を運営します。
④未来基金:大阪大学未来基金に漕艇部向けに寄せられたご寄付を、大会出場のための艇輸送や、艇備品の購入に使うため、大学側とやりとりをします。
⑤広報:SNSやホームページを通して、部の活動を発信します。
⑥トレーナー:選手のウェイトトレーニング補助や、陸上トレーニングの管理などを行います。
⑦栄養トレーナー:選手が練習後に食べるエッセン(食事)の献立を考えたり、栄養を考えて調整したりします。
見ている人に伝えたいこと
ボートの魅力を知って欲しい!入学したら一度試乗会来て欲しいです。
SNSでたくさん魅力を発信しているので、ぜひ見に来てください!